産業廃棄物はただ処理してしまうだけではありません。廃棄物処理法の中にも、廃棄物の再生が含まれており、物品等によって個別にリサイクル法が定められています。
当社では、建設工事などから排出される無機性汚泥(リユース・再利用)に特殊固化材を添加し、100%再生資源化製品の「ユニ・ソイル」を販売しています。環境負荷がなく安全で、「雨が降っても流れない」「再び泥に戻らない」等の特長により、土木資材等として利活用され、盛土材(路体・路床・築堤)や埋戻し材、防草材として幅広く利活用されています。
他にも廃棄物とされる「コンクリート塊」「アスファルト塊」を収集し再生を行うことで、大切な資源として地球に戻します。解体作業→ガラ処理→リサイクル(再生製品)といったように、完全なる循環型企業を目指します。
私達人間が生活する以上、ものは消費され、いずれは廃棄物となってしまいます。むやみやたらと資源を消費すれば、それだけ多くの産業廃棄物が生まれ、有限である資源はいつか枯渇してしまうことになります。そうなれば人間だけではなく、世界中の動植物が生息できない環境が生まれてしまいます。
将来的に持続可能な世界=SDGsを達成するためには、資源消費や産業廃棄物の発生を抑制し、環境や社会に配慮した処理方法が必要になります。産業廃棄物の問題そして産業廃棄物の処理についてしっかり理解し、できることから始めていくことが必要です。
今後もアイシンは、SDGsに一丸となって取り組んでまいります。