ICT施工とは、建設事業における「施工」において、情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)の活用により、各プロセスから得られる電子情報をやりとりして高効率・高精度な施工を実現するものです。
また、施工で得られる電子情報を維持管理等に活用することによって、建設生産プロセス全体における生産性の向上や品質の確保を目的としたシステムです。
●現場と図面確認
●現地調査・現状調査
若干名の機械技術者で数百万点を15分で計測
●測量データの整理
●CAD等による土量計算
施工範囲3次元データから様々な情報を確認
●施工手順の検討
●施工計画書作成
施工計画に必要な様々な現場情報を
視覚的に一元化
●作業準備 ●丁張設置
●丁張に合わせた施工/進捗確認
3次元データに基づきICT建機が丁張を不要に
●検査準備 ●各種書類作成
●検査/竣工
建設データ・測量データに基づき
現場延滞の出来形を面管理で検査
機械本体にストロークセンサを内蔵しているため、バケット位置を瞬時に表示できるので施工作業をスピーディーに行うことができます。
衛星測位システムの総称を「GNSS」といい、人工衛星から発信される測位信号を受信機とアンテナで受信・利用して位置を決定する。